ギターと研究と日常

大学で研究をしつつギターを弾いています。時々エフェクターを改造したり旅に出たり。

ギターは2次元楽器 その2

めちゃめちゃお久しぶりです笑

短くしないと続かない(書きたい内容があってもなかなか書けない)ということが痛いほど分かったので今回からは気分とか関係なく短めでいきます!!!

 

今回どうして再び書こうと思ったのかというと、最近練習でよく意識するようになったことがあったからなんです。それが先日書いた「ギターは2次元楽器」という記事に関連するなぁということで書いていきます!ドゾよろしくです…

先日の記事はコチラ↓↓

tomika-is-guitarist.hatenablog.com

 

ギターが2次元楽器である故の難しいポイント「流暢な発音」

先日の記事でも触れたように、ギターは指板に対して縦(弦移動)と横(フレット移動)の2方向で音程が変わる楽器ですので、音程の高低差が2次元的に分布していることから「2次元楽器」に分類されます。というか自分が勝手にそう分類しました。特にギターに関しては、弦を跨ぐ縦移動のときに音量や音色がガラっと変わりやすいですので、1つの繋がったフレーズを流暢に弾くのが実は難しいのです。

例えば、ギターで「かえるのうた」を弾こうとしたとき、「ドレミファ」の音はこのような配置になっています。(粗い画像ですみません…)

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ドレミファのポジション

この図から分かるように、「ドレ」と「ミファ」が別の弦にあります。ですので、「ドレミファミレド」というフレーズが、「ドレ/ミファミ/レド」というブツブツな発音になりがちです。しかし、やはり上手い人が弾くとちゃんと1つの繋がった「ドレミファミレド」に聞こえるんですよ~~

英語で例えるならば、"My name is tomika."という一言を「マイ/ネーム/イズ/トミカ」と言っているようなもので、これはとても流暢な発音ではありません。でもネイティブはカタカナでは当てはめられないぐらいサラッと言っちゃいますよね…!そういうことです(←どういうこと?)。

 

とりあえず、当たり前っちゃ当たり前のことに気付いただけの話ですが、最後に発音が流暢すぎるギタリストのAllen Hindsさんを紹介して終わろうと思います。

Allen Hindsさんは、世界最高峰の音大であるボストンのバークリー音楽大学(理系の世界でいうM. I. T.みたいなとこ)からロスのM. I. (Musicians Institute, 理系の世界でいうハーバードみたいなとこ)を渡り歩いて今もなお大活躍のブルースジャズフュージョンスタジオミュージシャンのスゴイ人で、とにかく甘い、これ以上甘くできないでしょ、、、あーーーもういいですってぐらい甘いくてヌルヌルしたギターの演奏をする人です笑笑。とにかくこの動画で彼の演奏を聴いてみてほしいです!!


Allen Hinds - Now Really (Japan Tour 2016 Live at Blue Mood)

 

実際、Allenのレクチャー動画がいくつかYouTubeに上がっているのを知って腕試しがてら自分も真似しようとしたら単純なのに難しすぎてできなかった、というのがこの記事の内容に気付き、この記事を書くに至ったきっかけです。その動画も貼っておきますので、ギターを弾く読者の方は是非チャレンジしてもらってAllenのスゴさを感じてみてほしいです。それではそれでは今回はこの辺で…!!(自分にしては短い!!)


Allen Hinds Legato Lesson - Guitar Lesson - How To Play Legato Techniques - Guitar Breakdown